二十四節気七十二候
小暑
7月7日〜7月22日

季節の気配  「梅雨明け」
PHOTO BY MASAHISA NAKAGAWA


第31候小暑初候
7月7日〜7月11日
2021 2022
 準備中で 
7/7 7/7  
ガクアジサイ 八重クチナシ
温風至る【温風至】 あつかぜいたる


いよいよ暑さが本番になる。

現在の暦では梅雨が明けるかどうかの

時季なので、七夕を晴天で迎える事は

残念ながら、少ない。

笹に願いの短冊を書く風習は

日本古来の物

元々中国では織姫にあやかって

手芸上達を願って、糸や針をそなえたとされる
2023
7/7
ヤマモモ


蝉が鳴き始める頃

「蝉羽衣」薄物の着物をき始める頃

美しい蝉のの羽のように透き通った

着物を着ると、急に夏を感じるもの・・・


涼風至る【涼風至】
小暑から大暑までが暑中

この頃から暑中見舞いを出すようになる。

青物 ・茄子・しし唐
魚介 ・イカ
生物 ・蚊・ハチクマ
草花 ・アザミ・ダリア・だいもんそう





第32候小暑次候
7月12日〜7月17日
2021 2021
7/12 7/12
桔梗 ヤマモモ

蓮始めて開く【蓮始開】


幽玄の花が人知れず咲く

夏の夜が明けるのを待って、蓮の花は

ひっそりと花開く。

夜露が葉の上で綺麗な玉となって転がり

ほんのりと淡い紅色に染まる姿は幻の

ようで、極楽浄土の風景を連想させる。
道教では旧暦1月15日を上元・7月15日を中元

10月15日を下元とし、合わせて三元節としていた。

中元は日本ではお盆の時期。

親族が訪問し合って、お供えを贈り合い

一族や祖先と食事を共にする風習があり

その中の贈り物だけを、お中元と呼ぶようになった。

本来の中元は罪滅ぼしの日だそう・・・

2023
7/12
アベリア


もともと蓮は「はちす」と呼ばれていた

実が蜂の巣ににているからで「はちす」が

変化していって「はす」になった

実も葉も茎も根も殆ど全ての部分が

食用・薬用になるそうな



青物 ・すもも・ゴーヤ
魚介 ・しじみ
生物 ・蛇・鷹
草花 ・蓮・カワラナデシコ・ミヤマヨメナ




第33候小暑末候
7月18日〜7月22日
2021 2022
7/17 7/17
ムラサキツユクサ ルドベキア

鷹技を習う【鷹乃学習】


成長した鷹の巣立ちの時季

始めて空を舞い、飛び方や狩りの仕方

を覚え、独り立ちに備える。
若鷹とは生後一年の鷹の事

生まれて一か月程の鷹が

巣の中で羽ばたいたりジャンプしたり

近くの枝の飛んだり学習する

2023
7/18
ヒメヒオウギスイセン

檜扇水仙

ちょうど祇園祭りの頃に橙色の花を付ける

艶やかで、そして派手すぎない美しさ




青物 ・にんにく・ピーマン
魚介 ・鰻
生物 ・カブトムシ
草花 ・朝顔・鷺草