処暑
8月23日〜9月7日




photo by masahisa makagawa

こと座【ベガ】


第40候処暑初候
8月23日〜8月27日

2020 2021
8/23 8/23
 準備中で 

シュウカイドウ 早乙女花
 

綿のはなしべ開く【綿柎開】

「処」は止まることを意味する。

暑さが和らぎ綿毛が顔を出す。

秋の収穫が始まり、秋の訪れを感じる

ようになる。




暑さが収まる頃とは言えど

残暑厳しい昨今、旬の梨を食べて

水分補給と疲労回復を。
2022
8/23
テッポウユリ


台風に備えて各地で催されるのが「風祭り」

富山県八尾町の「おわら風の盆」が

特に有名。豊作を祈念して三日間踊る。

 
行合の空 夏から秋に移りゆく中で、夏の暑気と秋の冷気が入り混じるように行合う空。

巻雲や鰯雲が姿を見せ始める。



青物 /梨
魚介 /ヒラマサ
生物 /ささごい・スズメバチ
草花 /京鹿子・西洋風蝶草





第41候処暑次候
8月28日〜9月1日

2020 2021
8/28 8/28
ヒャクニチソウ 赤しそ

 
天地始めて寒し【天地始粛】

秋を感じさせる秋雨前線が登場

北の方から大陸の冷たい空気が運ば

れてきて、夏の暑さが少しずつ

和らいでくる。


天地始粛の粛には、鎮まる・ひきしまる

という意味もあり、暑さが鎮まると

空気がひきしまったように感じます

昔の人は秋の気配で聞こえる音を

「秋の声」といいました。

音ではなく声と・・・




2022
8/28
トサカケイトウ

野分

台風の事 野を分けるように吹く強い風

立春から数えて二百十日・二百二十日は

もっとも野分を警戒する日とされていた


青物 /スダチ・小茄子
魚介 /かさご
生物 /カミキリムシ
草花 /ねむの木・葉鶏頭





第42候処暑末候
9月2日〜9月7日
2020 2021
9/2 9/2

センニチコウ
ハツユキカズラ



禾みのる【禾乃登】こくものみのる

黄金色に実った稲は日本の宝


稲や栗などの穀物の実が大きくなって

くる時候。刈り入れ間近だが、この

時季は台風が多く、気は抜けない。

田んぼの稲は日毎に実を熟していき

重くなった稲穂が頭を垂らし、

黄金色に輝く。

いよいよ実りの時です

穂波と書けば、穂が波のように風になびく様子

穂並の方は穂が出そろって並んでいる事

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とういう

教訓が浮かぶこの時候

いよいよ成果が表れる、そんなときこそ

おごってはいけない時期なのでしょう


2022
9/2
センニンソウ

9月1日から3日までは富山で

「おわら風の盆」が催される

編み笠をかぶり、夜を徹して踊る

情緒豊かな行事

青物 /パプリカ・茄子・さつまいも
魚介 /シマアジ
生物 /マツムシ
草花 /ホウセンカ・ノウセンカズラ