二十四節気七十二候
立夏
5月5日〜5月20日

季節の気配  「風薫る」
PHOTO BY MASAHISA NAKAGAWA

第19候立夏初候
5月5日〜5月10日
2021 2022
5/5 5/5  準備中で 
 
アマドコロ ズミ

蛙始めて鳴く 

冬眠から目覚めた蛙が鳴きだす。

夏に向けて動物たちの動きが

だんだん活発化してくる。



若葉時

新緑の季節を「若葉時」(わかばどき)という。

この時季の風は「若葉風」「薫風」「風薫る」

と呼ばれるようにみずみずしい香りを運んでくる。

だんだん活発化してくる。。

2023 2024
5/6 5/5
ズミ ミヤマオダマキ

鯉幟

中国に「龍門」という激流があり

そこを登る事ができた鯉は、龍になって

天に登るという伝説がある。

鯉幟もこの伝説にちなんだ風習

「登竜門」という言葉もここからきている

5月5日は「端午の節句」

3月の桃の節句に対して「菖蒲の節句」とも言われる

薬草である菖蒲でケガレを払うというのが由来

菖蒲でチャンバラをしたり

かんざしにしたり

昔の子供達はケガレを祓いながら遊んでいた

青物 /ソラマメ
魚介 /イシモチ・わかめ
生物 /蛙
草花 /杜若・サンカヨウ


第20候立夏次候
5月11日〜5月15日
2021 2022
5/10 5/11
ヤマボウシ 芍薬

【蚯蚓出】みみずいずる 

みみずは目覚めが遅く、冬の間

土の中で眠っていたが、日差しの

下で動き回る姿を見かけるように

なる時候。


忍び音

ほととぎすの初音を忍び音という

古来歌に最も詠まれた夏の訪れを知らせる鳥

田植えの時季を知らせる鳥として

田長鳥(たおさどり)の異名も持つ

2023 2024
5/11 5/10
タツナミソウ シロヤマブキ


そら豆は日本最古の農作物の一つとされる

天を向いてさやがつくとことから

「空豆」という等、名前には諸説ある


古くから「卯の花」と呼ばれ

夏を知る目安とされてきたのは「空木(ウツギ)」

まっ白な花が咲き乱れる様子は

雪や波や雲などに例えられた



青物 /ソラマメ・筍
魚介 /きびなご・モズク
生物 /ホオジロ
草花 /芍薬・カタクリ


第21候立夏末候
5月16日〜5月20日
2021 2022
5/16 5/16
ヤマボウシ モチツツジ

【竹笋生】たけのこ生ず

竹林に筍が顔を覗かせている。

竹の間を吹き抜ける風の涼しさ

にいつしか日の長くなった事に

気が付く。


筍の語源は「竹の子」

竹は竹の子を育てる為に葉が黄ばむ

自分の栄養を注いで子を育てる

2023 2024
5/16 5/15
ヤマボウシ 二人静


鯵の季節「真鯵」というのは冗談のようだが

味が良いからこの名前がついた

「葵祭」

平安時代は祭りというと「葵祭」の事

牛車や冠に二葉葵を飾った


青物 /筍
魚介 /真鯵
生物 /みみず
草花 /ムラサキツユクサ・さつき