二十四節気七十二候
夏至
6月21日〜7月6日

季節の気配  「虹」
PHOTO BY MASAHISA NAKAGAWA


第28候夏至初候
6月21日〜6月26日
2021 2022  準備中で 
6/21 6/21  
ドクダミ ガクアジサイ

夏枯草枯る【乃東枯】 夏枯草かるる


ウツボ草は、冬至に芽を出し、夏至に

枯れる為に、夏枯草と呼ばれ、季節の

流れに逆らうように枯れていう様は

昔の人々の注目を集めた。
短夜

冬至と比べると5時間の差がある

長いお昼をたっぷり楽しむとしますか・・・
2023 2024
6/21 6/21
サルトリイバラ シチダンカ

雨降り花

ウツボ草の他にも、蛍袋、木槿、竜胆、昼顔等

自分なりの雨降り草を考えるのも、

雨の中の楽しみの一つかも・・・

1年で1番昼が長いとはいえ

梅雨に入り太陽は殆ど見えない



涼風至る【涼風至】
夏の盛りへ向かい始める。1年で最も昼長い日。

青物 胡瓜
魚介 かます
生物 ホトトギス・カッコウ
草花 ウツボグサ・サラサドウダン・トリトマ




第29候夏至次候
6月27日〜6月30日
2021 2022
6/26 6/27
花菖蒲 アナベル


菖蒲花咲く【菖蒲華】 あやめ花咲く


花菖蒲が水辺を彩る時候

菖蒲と書いて、「あやめ」とも

「しょうぶ」とも読む
夏越しの祓

和やかという意味の和しに

夏が越せるように願いをかけて

夏越しとなったよう・・・

菖蒲とは端午の節句の菖蒲湯に用いられる

菖蒲の事
菖蒲

2023 2024
6/27 6/26
ヤマモモ 沙羅双樹


神社に茅の輪をくぐったり

形代を川に流したり

半年の厄を祓って、夏を越せるよう

色々な行事が行われる

神話学的には復活・再生・若返りの象徴

仏教では二本並んだ沙羅の木の下で釈尊が入滅した事から

般涅槃の象徴とされ沙羅双樹と呼ばれる



青物 さくらんぼ
魚介 カワハギ
生物 ウミガメ・揚羽蝶
草花 あやめ・美女桜・クチナシ




第30候夏至末候
7月1日〜7月6日
2021 2022
7/2 7/2
アナベル ハンゲショウ


半夏生ず【半夏生】 半夏生ず


田植えを済ませたい節目

半夏は夏至から数えて11日目

又、この時期に生える薬草を半夏生とも

いう。

この頃の雨は「半夏雨」と呼ばれ、大雨

になることが多いと言われる。

関西では半夏生に蛸を食べる風習がある

農作物が蛸の足のようにしっかりと

大地に根付くようにと願いを込めたとか・・・

鯖や餅など、地方によって食べるものがあるよう。

2023 2024
7/2 7/1
ガクアジサイ ガクアジサイ


七十二候とは別に雑節としても

田植えを終える目安として記されてきた


半夏とは夏至から数えて11日目の雑節

昔から農作業の大事な節目とされてきた


青物 紫蘇・枝豆
魚介 鱧・蛸
生物 こまどり・夜光虫・金魚
草花 半夏生・花菖蒲