二十四節気七十二候
芒種
6月6日〜6月20日

季節の気配  「入梅」
PHOTO BY MASAHISA NAKAGAWA

第25候芒種初候
6月6日〜6月10日
2021 2022  準備中で 
6/5 6/6  
ヤマボウシ ドクダミ

【蟷螂生】 かまきり生ず

秋の内に草木に産みつけられた

卵から小さなカマキリが現れる

時候。生まれたばかりでも立派な

カマキリの姿をしているが、儚く

可愛らしい。
田植えを終えたばかりの「早苗田」が

いきいきと輝く季節
2023
6/6
ネジキ
    


芒種は田植えを始める目安とされてきた

早苗田の水面に空や山や木立が映り

まぶしい光で田んぼが活き活き輝く季節


涼風至る【涼風至】

青物 /トウモロコシ・ビワ
魚介 /穴子
生物 /カマキリ
草花 /紫陽花・アサギ・チングルマ


第26候芒種次候
6月11日〜6月15日
2021 2022
6/11 6/11
ドクダミ ムラサキツユクサ

【腐草為蛍】 腐草蛍となる

蒸し暑い夏の黄昏時、昼間草の下

に姿を隠していた蛍が、光を放ち

飛び立ち始める。

昔は蛍は草の根が蒸れて化けた

ものだと考えられていたという。

蛍火はラブコール

短い命を燃やしながら舞飛ぶ蛍・・・

恋の思いを重ねて歌に詠まれてきました。


2023
6/11
シチダンカ

旧暦では入梅の頃、蛍が飛び交い

紫陽花の葉の上を蝸牛が歩く頃


青物 /トマト・メロン
魚介 /鮎・アワビ
生物 /アオバズク・蛍
草花 /夾竹桃・つゆ草


第27候芒種末候
6月16日〜6月20日
2021 2022
6/16 6/16
ダンダン桔梗 ドクダミ

【梅子黄】 梅の実黄ばむ

梅の実が梅雨が到来すると同時に

黄色く色づきだす。

梅雨という言葉は梅の実が熟す

頃の雨という意味。

梅雨曇りが続く中

夕方にうっすら日が差し込む事を

「梅雨明かり」よぶ

2023
6/16
ドクダミ


青梅には微量だが有毒成分があるが、

加工するとなくなる所から塩漬けにされ

その時に出る梅酢は調味料として使われてきた

塩梅というのは元々塩と梅酢で

味を整えてた事に由来する


青物 /梅の実・オクラ
魚介 /うに・ほや
生物 /かたつむり
草花 /桔梗・ヒメシャクナゲ