二十四節気七十二候
立春
2月4日〜2月17日

季節の気配  「雪解け」
PHOTO BY MASAHISA NAKAGAWA

第1候立春初候
2月4日〜2月8日
2021 2022
2/3 2/4  準備中で 
 
水仙 椿

【東風解凍】はるかぜ凍りを解く

春風が吹き始め、氷が解け始める

東風(こち)という春風が東から

吹くが、まだまだ冷たい。

溶けだしたつららは透明に変わり

そこから雫がおちるなどの春の

兆しが見られる。

中華圏国家では元旦を「新年」立春を「春節」と呼び

新年よりも盛大に祝う風習がある

旧暦2月8日は「事始め」と呼ばれ

農事・祭事を始める日

又新しい何かを始める日でもある。


2023 2024
2/4 2/4
シロワビスケ
この日から立夏までが「春」となる。
「迎春花」

この時期に咲く花は黄梅

梅の仲間(バラ科)ではなくモクセイ科

新春を迎えるように咲くので迎春花とも呼ばれる


二月最初の午の日が「初午」

稲荷神社のお祭り

「稲荷」「稲生」が変化したもの


青物 /あさつき
魚介 /伊勢海老
生物 /メジロ
草花 /雪割草・セツブンソウ
メジロ





第2候立春次候
2月9日〜2月13日
2021 2022
2/8 2/9
 瑠璃ビタキ  梅
【】鶯鳴く

うぐいすの鳴き声が暖かな春を告げる

山里で、「春告げ鳥」と呼ばれる鶯が

鳴き始める頃。

「初音」

春になって始めて聞く鶯の囀りを

初音という

春を告げる声として昔から

心待ちにされてきた



2023 2024
2/9 2/9
ハランの花 シロワビスケ



春疾風 (はるはやて)

激しく吹きおこる風

春荒・春嵐とも云う

立春から春分までの間に吹く

最初の南風が「春一番」


ほうれん草の菠薐はネパールの地名

江戸末期に伝わった

霜があたるほど甘味が増して

美味しくなる



青物 /苺
魚介 /アオヤギ
生物 /鶯
草花 /沈丁花・ビオラ
沈丁花











第3候立春末候
2月14日〜2月18日
2021 2022
2/13 2/14
八重日本水仙 シロワビスケ

【魚上氷】魚氷に上がる

水の中の魚たちが動き始める。

川や湖の水がぬるみ、氷が割れて魚が

跳ねる様子をいう。

「恋風」

実はせつなく身にしみる風の事

昔は恋に対する風当りが厳しかったのかな

2023 2024
2/14 2/14
シロワビスケ シロワビスケ


光の春

まだ寒いこの時期

でも、光はきらきら輝いて春そのもの

という訳で「光の春」と呼ぶ
「浮氷」

魚たちが元気に泳ぎ回る水面に

割れた氷のかけらが浮いている風情


青物 /高菜
魚介 /イトヨリ
生物 /鶯
草花 /梅・日本サクラソウ・マツユキソウ