二十四節気七十二候
啓蟄
3月5日〜3月19日

季節の気配  「初雷」
PHOTO BY MASAHISA NAKAGAWA

第7候啓蟄初候
3月5日〜3月9日
2021 2022  準備中で 
3/5 3/5  

ウメ シロワビスケ

【蟄虫啓戸】 

すごもりの虫戸をひらく

眠っていた虫たちが動き出す

冬眠していた虫たちがもぞもぞ

と起き出してくる様子。

自然界がいきいきと活動を

開始する。

芽柳

芽吹き柳・芽張り柳・春柳・新柳等様々な呼び方で

愛でられてきた。

「柳生」も柳の芽が出る事。

その芽は「柳眼」とも呼ばれた。


2023 2024
3/6 3/5
椿


椿は東洋の薔薇ともてはやされ

まだ寒い時期から、春を通して楽しまれる

「め」というのは食用にする

海藻の総称

柔らかくて美味しい若布刈りの季節

涼風至る【涼風至】

青物 /タラの芽・伊予柑
魚介 /さわら
生物 /カワラヒワ
草花 /すみれ・スイトピー



第8候啓蟄次候
3月10日〜3月14日
2021 2022
3/10 3/10
クロッカス

【桃始笑】桃始めて咲く

桃の蕾が咲きかける時季。

競うように桃の花が咲始め、

漂う香りが春を実感させてくれる。

昔は花が咲くことを「笑う」といった。

桃花水(とうかすい)

桃の花の咲くころ、雪や氷が溶けて

大量に流れ出す水の事
2023 2024
3/11 3/10
白梅 白梅

お水取り

奈良東大寺二月堂の修二会の行

お水取りが済むと関西では

暖かくなると云われている。
桃は「三千年草」と呼ばれ

長寿の象徴とされてきた

「桃の節句」は本来三月最初の

巳(上巳)の日に長寿を祈って

桃の花を浸したお酒を飲む風習だった
青物 /花わさび
魚介 /鰊
生物 /モンシロチョウ
草花 /桃・芝桜・杏



第9候啓蟄末候
3月15日〜3月19日
2021 2022
3/15 3/15
ミツバツツジ シロワビスケ


【菜虫化蝶】
菜虫蝶と化す

陽光に蝶の羽が美しく輝く

菜虫が華麗に蝶となる

菜虫とは大根などにつく

青虫の事。

菜の花曇り

菜の花が咲くころの曇り空

2023 2024
3/16 3/15
白梅 コウサイタイ


揚羽蝶の幼虫は「柚子坊」と呼ばれるくらい

ミカン科の植物を好む
菜種梅雨

この頃に降り続く雨をそう呼ぶ

種が出来る頃に降るので

菜の花梅雨とは呼ばれない


青物 /ぜんまい
魚介 /アサリ
生物 /ヤマトシジミ
草花 /レンギョウ・ショウジョウバカマ