小雪
しょうせつ
11月22日〜12月6日
photo by masahisa makagawa

第58候小雪初候
11月22日〜11月26日
2020 2021
11/22 11/22  準備中で 
 
ツワブキ

【虹蔵不見】 虹かくれて見えず


日差しが弱くなり、空気が乾燥する

この時期は虹が出る条件ではないと

いう事をあらわす言葉


風花

雪国の風下の地域では、風に運ばれてきた

雪のかけらが、ちらほらと舞う事があり、

これを風花と呼ぶ。

小雪や風の吹き初めにちらつく雪も

風花と・・・

あっけないほどのはかなさで消えてしまう

雪片に付けられた美しい呼び名・・・

2022 2023
11/22 11/22
イロハモミジ モッコク

北の方では雪が見られるようになる季節

雨が降らなくなり、虹が見られなくなる

虹は7みられなく7なるが、さらに寒くなると

白虹(はっこう)という白くぼんやり

見えるそう・・・

幻想的な冬の景色

 
青物 /レモン・くわい
魚介 /コウイカ
生物 /オシドリ
草花 /クササンタンカ・チェリーセージ


第59候小雪次候
11月27日〜12月1日


2020 2021
11/27 11/27

コマユミ ドウダンツツジ

【朔風払葉】 北風木の葉を払う


少しずつ強さを増した北風が、紅葉

した木の葉を吹き飛ばす時候。

色がなくなった景色は寒々しく

見える。

木の葉時雨の中を

木の葉衣・落ち葉衣をまといながら

歩くのも、又一興

2022 2023
11/27 11/27
イロハモミジ 枇杷

時雨の風情は大変好まれ、様々なものに例えられた

「蝉時雨」「虫時雨」「木の実時雨」

「木の葉時雨」

落ち葉が降りかかる衣を

「木の葉衣」「落ち葉衣」という

枇杷に花が咲き、ヤツデに実が生る頃

寒さに向かい白い花や実を見ると

心を穏やかにしてくれる・・・



青物 /レンコン
魚介 /きんき
生物 /カワセミ
草花 /オヤマリンドウ ・アブチロン



第60候小雪末候
12月2日〜12月6日
2020 2021
12/2 12/2
イロハモミジ 鬼柚子

【橘始黄】 橘始めて黄ばむ


冬になり色ずく永遠の果実

古来日本ではみかんの総称で

葉は枯れる事のなく永遠を表すと

され、勲章のモチーフとしても

用いられている

常世草とも呼ばれる「橘」

現在の橘の実は酸味が強く、食用にはされず

蜜柑を総称して「橘」と呼ぶようになった

2022 2023
12/2 12/2
シロワビスケ サルトリイバラ


季節の野菜、キャベツは寒玉といわれ

偏平で葉と葉の間に隙間が少なくて、

球が固くしまっている。加熱しても煮崩れないので、

煮込みや炒め物に向く。

雪の降る頃に獲れるといわれる「鱈」

女房詞では「雪のとと」「雪の魚(いお)」などと呼ばれ

武家の間では切ってもあまり血が出ないので

縁起の良い魚とされたそうな

青物 /キャベツ
魚介 /キンメダイ・タラ
生物 /雪虫・フクロウ
草花 /タチバナ・カンギク・シーマニア