小寒
1月6日〜1月19日

photo by masahisa makagawa

第67候小寒初候
1月6日〜1月10日
2021 2022
1/5 1/6  準備中で 
 
日本水仙 南天

芹栄う【芹乃栄】 せりさかう


寒さが極まる時期に芽吹く芹

春の七草のひとつ

七日には七草粥をいただき

邪気を払い一年の無病息災を願う

寒さなかに採れる芹は

寒芹・冬芹と呼ばれ珍重される

芹の香気がとくに強く感じられるとか・・・

春への思いが溢れているのかもしれない



2023 2024
1/6 1/6
シロワビスケ シロワビスケ


春の七草

芹(せり)・なずな・御形(ごぎょう)

繁縷(はこべら)・仏の座(田平子)

菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)

寒蜆

蜆の旬は春

寒の頃は寒蜆・土用の頃は土用蜆と

気候の厳しい時期程大きな力を与えてくれるよう

ニホンズイセ至る【涼風至】
 
寒の入り

一年のうちで最も寒い時期に入ります



青物 /カブ
魚介 /アンコウ
生物 /スズメ
草花 /セリ・サボテン・バラ





第68候小寒次候
1月11日〜1月15日
2021 2022
1/10 1/10

シロワビスケ シロワビスケ
【水泉動】 泉水温をふくむ
   しみずあたたかをふくむ



春に向け地中の水が動き出す

厳しい寒さの中でも地中で凍った

水が動き始める時候。

一番寒い時期だが、自然界では

目に見えずとも少しずつ春に

近づいている。

寒九の水

寒の水は薬になるといわれている

寒の入りから9日目か寒九と呼ばれ効果が増す

この日に降る雨は寒九の雨とといい

豊作の兆しとされる


2023 2024
1/10 1/11
日本水仙 シロワビスケ


1月11日は「鏡開き」

刃物を使わずに槌で割って食べる。

割るといわないで「開く」

言霊を大事にした言い換え。
左義長

お正月の飾りや書初めを燃やす行事

1月14日か15日に行われる

左義長の火には霊力があると言われ

お持ちを焼いたり火に当たったり

灰を家の廻りにまいたり

様々な言い伝えがある

青物 /小松菜
魚介 /甘エビ
生物 /鶴
草花 /アデニウム・ストック



第69候小寒末候
1月16日〜1月19日
2021 2022
1/15 1/15
ビワ オタフク南天

【】 雉始めて鳴く


雌を求めて雄雉の声が響く

繁殖活動を始めるのは春が

近い証である。
妻恋鳥

雉も鳴かずば撃たれまい

と言われるように、大きな声でケーンケーンと鳴く

恋しい妻を呼ぶ声・・・

愛しい雄鳥

2023 2024
1/15 1/16
南天 シロワビスケ


葱の事を古くは「き」と呼んだ

臭気を表す「気」が語源でやがて

根を食べる気という事で「ねぎ」となる

古くは風邪の薬としても用いられてきた

本来は寒い時期が旬

深雪晴れ

み雪とは元々雪の美称

深く積る事を深雪という字を当てた為に

深く積もった雪をさす言葉となったよう・・・

大雪が積もった朝にからっと晴れるのを

深雪晴れと呼ぶ



青物 /水菜
魚介 /タラ
生物 /雉
草花 /セントポーリア・パフィオペディルム