小寒
1月5日〜1月19日

photo by masahisa makagawa

第67候小寒初候
1月5日〜1月9日
2021 2022
1/5 1/5  準備中で 
 
日本水仙 南天

芹栄う【芹乃栄】 せりさかう


寒さが極まる時期に芽吹く芹

春の七草のひとつ

七日には七草粥をいただき

邪気を払い一年の無病息災を願う

寒さなかに採れる芹は

寒芹・冬芹と呼ばれ珍重される

芹の香気がとくに強く感じられるとか・・・

春への思いが溢れているのかもしれない



2023
1/6
シロワビスケ


春の七草

芹(せり)・なずな・御形(ごぎょう)

繁縷(はこべら)・仏の座(田平子)

菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)

ニホンズイセ至る【涼風至】
 
寒の入り

一年のうちで最も寒い時期に入ります



青物 /カブ
魚介 /アンコウ
生物 /スズメ
草花 /セリ・サボテン・バラ





第68候小寒次候
1月10日〜1月14日
2021 2022
1/10 1/10

シロワビスケ シロワビスケ
【水泉動】 泉水温をふくむ
   しみずあたたかをふくむ



春に向け地中の水が動き出す

厳しい寒さの中でも地中で凍った

水が動き始める時候。

一番寒い時期だが、自然界では

目に見えずとも少しずつ春に

近づいている。

寒九の水

寒の水は薬になるといわれている

寒の入りから9日目か寒九と呼ばれ効果が増す

この日に降る雨は寒九の雨とといい

豊作の兆しとされる


2023
1/10
日本水仙


1月11日は「鏡開き」

刃物を使わずに槌で割って食べる。

割るといわないで「開く」

言霊を大事にした言い換え。

青物 /小松菜
魚介 /甘エビ
生物 /鶴
草花 /アデニウム・ストック



第69候小寒末候
1月15日〜1月19日
2021 2022
1/15 1/15
ビワ オタフク南天

【】 雉始めて鳴く


雌を求めて雄雉の声が響く

繁殖活動を始めるのは春が

近い証である。
妻恋鳥

雉も鳴かずば撃たれまい

と言われるように、大きな声でケーンケーンと鳴く

恋しい妻を呼ぶ声・・・

愛しい雄鳥

2023
1/15
南天


葱の事を古くは「き」と呼んだ

臭気を表す「気」が語源でやがて

根を食べる気という事で「ねぎ」となる

古くは風邪の薬としても用いられてきた

本来は寒い時期が旬



青物 /水菜
魚介 /タラ
生物 /雉
草花 /セントポーリア・パフィオペディルム