立冬
11月8日〜11月21日

photo by masahisa makagawa

第55候立冬初候
11月8日〜11月11日
2020 2021  準備中で 
11/7 11/7  
ツルウメモドキ キチジョウソウ

椿開き始む【山茶始開】


冬に先駆けてさざんかが咲く

椿の咲くのは2月頃

ここでの椿は、椿科の

さざんかの事を言う。

秋の別れと同時に冬の訪れを

感じさせる。
小春

冬の初めの春を思わせるような

暖かい気候を小春という

小春風・小春空・小春日和

やがて来る冷たい冬を思うと

小春の日々の愛おしさはひとしお

2022 2023
11/7 11/8
ダイモンジソウ サルトリイバラ


「凩」こがらしは日本人が考えた国字

普通は木枯らしと書く

北寄りの強い風
 
立冬の頃に木枯らし一番が吹く


柳葉魚 シシャモ

アイヌの伝説では散りゆく柳の葉を

神があわれんで魚にしたとか・・・

回遊魚で11月頃に川をさかのぼって産卵する
風至る【涼風至】
 
暦の上ではこの日から「冬」の始まりとなる。



青物 /白菜・小豆・エノキダケ
魚介 /シャコ
生物 /マヒワ
草花 /山茶花・コリウス・シコンノボタン





第56候立冬次候
11月12日〜11月17日
2020 2021
11/12 11/12
小菊 ツワブキ

地始めて凍る【地始凍】


空気が冷え込み冬が訪れる

夜の冷え込みが厳しくなり

始めて地面が硬く凍ってくる

時候
霜柱

地面が凍ってさくさく

大きな霜柱はキラキラ輝き

大地が光って見える

街中では見られなくなってしまった

2022 2023
11/12 11/12
ビワ モッコク
  

千歳飴

七五三は古くからある

髪置(三歳で剃っていた髪を伸ばす)

袴着(男子は5歳で初めて袴をはく)

帯解(女子は七歳で帯を使用し始める)

十一月十五日の統一されたのは

陰陽道で最上の吉日であるから

石花(せっか)

牡蠣に牡の字があるのは全て牡だと思われていたから

産卵期の5月から8月までは雄雌の区別がつき

その間食べてはいけないそう

室町時代は岩に付く牡蠣を花に見立てた

実に風流な・・・


青物 /春菊
魚介 /毛ガニ
生物 /マヒワ
草花 /リュウノギク・シロバナホトトギス



第57候立冬末候
11月18日〜11月21日
2020 2021
11/17 11/17
ドウダンツツジ 小菊


香さく【金盞香】


白き花の高貴な香りが漂う

金盞とは金盞銀台

水仙の花の事

お正月に向けて咲き始める

現在「金盞花」と呼ばれるのは

江戸時代の末に渡来したキク科の花。

花期が長いので、「長春花」「常春花」とも

呼ばれている。又「時不知(ときしらず)」

という異名も持っている。


2022 2023
11/17 11/18
イロハモミジ ヒヨドリジョウゴ


敷き松葉

松の落ち葉を敷き詰めて苔などを霜から守る為だが

冬の庭をさりげない美しさで装う

木枯らし1号が吹き

気圧配置が冬型になり

本格的に冬の気候となる頃

青物 /山芋
魚介 /ホッケ
生物 /マヒワ
草花 /水仙・アキノキリンソウ・ローズゼラニウム