立秋
8月7日〜8月22日
星座 へびつかい座


photo by masahisa makagawa

夏至と秋分の中間で、この日から立冬までが「秋」となる。

ヤマボウシの実




第37候立秋初候
8月8日〜8月12日

2020 2021
8/7 8/7  準備中で 
 
ルドベキア・タカオ モッコク

涼風至る【涼風至】 すずかぜいたる


秋の涼しい風が吹き抜けるという意味だが

実際にはまだまだ猛暑日が続く。

夕暮れには虫の音が聞こえ始める。

新涼(しんりょう) 秋になって感じる涼しさをいう


涼しは夏の季語

月涼し 鐘涼し 水涼し 影涼し 露涼し 燈涼し

涼しさとは五感で感じるもの・・・・


2022 2023
8/7 8/8
イロハモミジ アベリア

行合いの空

行合いとは出会いの事

空の上では季節の変わり目ごとに

隣り合う季節が出会う

中でも、夏から秋へと移り変わる空を

行合いの空と呼ぶことが多い

現代では違和感を覚えるかもしれないが

ヒグラシの鳴き声が聞こえてくるような

場所ででは少しは涼風を感じる事が・・・・

青物 /イチジク
魚介 /フナ
生物 /カササギ
草花 /グラジオラス・エゾルリソウ・夾竹桃





第38候立秋次候
8月13日〜8月16日

2020 2021
8/12 8/12
ミソハギ ヤマボウシの実


ヒグラシ鳴く【寒蝉鳴】ひぐらしなく


蝉は世界に約2千種、日本には32種類

いるとされている。

この時期がピークで、午前中はクマゼミ

午後にはアブラゼミやツクツクボウシが

夏の終わりにはヒグラシの鳴き声が聞こ

えるようになる。


寒蝉をヒグラシと読ませていますが

つくつく法師を寒蝉という場合もあります。

夏の終わりを告げるように鳴くのはつくつく法師の方

一方、蜩の声も心に残ります。

早くから鳴いているのですが、

その声は涼やかで寂しげ。

いかにも秋らしい声です。
2022 2023
8/13 8/13
早乙女花 オクラ

蝉の羽衣

暑い盛りに着る紗の着物を

蝉の羽衣、蝉衣などと蝉の羽に見立てた

呼び方をする

オクラの花は野菜の中でも特別に華やか

アオイ科の植物でフヨウやハイビスカスに

似た花が咲く

華麗に咲いて一日で萎んでしまう




お盆は正式には「盂蘭盆会」と言って、お釈迦様の弟子のお母さまを供養したという

仏教の伝説が由来です。8月13日〜15日が一般的です。

迎え火で先祖をお迎えして、お盆の最終日には送り火を炊いてお見送りします。

京都の「大文字」の五山の送り火は有名です。

青物 /桃・冬瓜
魚介 /いなだ
生物 /蝉
草花 /キツリフネ・サラシナショウマ



2020 第39候立秋末候 2021
8/17 8月17日〜8月22日 8/17
イヌタデ イロハモミジ



濃霧昇降す【蒙霧升降】
のうむしょうりゅうす


残暑が厳しい時候だが、朝夕の空気に

ひんやりした物を感じるようになる

森や水辺の早朝に霧が立ち込める様子が

見られる。

春も同じ現象が起きるが、これは「霞」

と呼ばれる。

西瓜は秋の季語になる。

西瓜は果実的野菜

果物は木に、野菜は草に成るところから

苺やメロンと同様に野菜に分類される

たとえ何であれ、暑い日に

冷えた西瓜を食べるのは最高の御馳走。

2022 2023
8/18 8/18
シュウカイドウ シンテッポウ百合

すずき

夏を代表する白身の魚

刺身も良いが洗いにすると身がしまる

宍道湖の奉書焼きが有名


西瓜は秋の食べもの

ま、暦上では秋が旬という事だが、

送り火を炊いたら、心も秋を感じる

時々風も冷たく感じるようになる

青物 /カボス・鬼灯・西瓜
魚介 /コチ・スズキ
生物 /オンブバッタ
草花 /ひまわり・すいれん