寒露
10月8日〜10月22日
photo by masahisa makagawa

みずがめ座


2020 第49候寒露初候 2021
10/8 10月8日〜10月12日 10/8  準備中で 
シュウカイドウ すすき
雁来る【鴻雁来】

冬鳥がやって来る

渡り鳥の姿を見て季節の

変わり目を感じられる

 

雁渡し(かりわたし)

雁が渡ってくる頃に吹く北風を

雁渡しと呼ぶ

かつては日本中に飛来した雁

今では宮城県など一部にしか

みられなくなっている

2022 2023
10/8 10/8
綿 ヒヨドリジョウゴ

しとしとと長く降り続く秋の長雨を

秋湿り、秋霖と呼ぶ

ひんやりとした感覚は不快感というより

人恋しさを募らせるもの・・・

いよいよ本格的な秋に

松茸の本格的シーズン到来

残念ながら今年は暑すぎて

日本ではあまり採れないとか・・・・



 
コオロギが鳴き始める

青物 /銀杏・アケビ
魚介 /ぼら
生物 /雁・ウズラ
草花 /カンナ・ムラサキカタバミ





2020 第50候寒露次候 2021
10/13 10月13日〜10月17日 10/13
センニチコウ シュウメイギク

菊花開く【菊花開】

秋の花の代表でもある

菊が咲き始める

平安時代に中国から渡って

来たとされている

 

重陽の節句は旧暦ならば今頃

菊の盛りの節句

菊の花びらを浮かべたお風呂や

菊の花びらを入れて枕元に置いて

邪気を払い良い夢を見たいもの

2022 2023
10/13 10/13
シオン ムラサキエノコログサ

「菊枕」

乾燥させた菊の花びらを入れた枕で眠ると

邪気を払い、好きな人の夢を見られるそうな・・・

本来なら、今頃が菊の時期

季節感がどんどん薄れていく中で

旧暦の季節感だけでも大事にしたい・・・


青物 /リンゴ・ザクロ
魚介 /ホッキガイ
生物 /トノサマバッタ
草花 /菊・サンタンカ・フヨウ





2020 第50候寒露末候 2021
10/18 10月18日〜10月22日 10/18
ノコンギク モッコク
キリギリス戸に在り

【蟋蟀在戸】

耳に届く秋虫の声

秋虫が戸口で鳴き始める頃


明治の略本暦ではキリギリスと読むが

江戸時代の貞享暦ではコオロギと読ませている

初秋には野で鳴いていたのが

だんだん人家に近づいてくる
2022 2023
10/18 10/19
フジバカマ ジュズダマ


夜長

冬の方が夜が長いのに、秋の夜は不思議に

長く感じる。それほど寒くもなくゆったりと

過ごせるからか・・・落ち着いて何かに

専念させてくれる不思議な力があるような・・・

虫聞き

昔は夕方に野山に出かけて虫の音を聞いたそうな

秋を豊かに過ごす素敵な感性を失いたくはない



青物 /栗・青梗菜
魚介 /ハタハタ
生物 /キリギリス・コオロギ
草花 /秋桜・ハナキリン