1−2 音羽町養生所
下浦時吉の養生所

弟子の橘勘助
龍馬が傷を負って

やってくる
久しぶりに会う

時吉と龍馬
以前 千葉道場で

同門であった
坂本龍馬に畏敬の

念を持つ勘助
昔話にしばしの間

ほっとする龍馬
千葉佐那子の

思い出・・・
同じく同門の

中窪正成との

思い出・・
時吉の妻 りんと

正成の妻 せんは

幼馴染
役人から医者に

なり、苦しい生計を

妻のりんが踊りを

教えて支えていた
りんを病で失った

時吉は西洋医術に

興味を持っている
龍馬はこのままでは

外国に滅ぼされると

時吉に話す
京都の寺田屋で

襲撃されて深手を

負った龍馬であった
刀の時代ではなく

なる・・・
国を開いて

外国と仲良くする

のが生き残る手段

だと・・・
時吉も開国が必要

かもしれないと
とにかく今夜は

俺がいるから

ぐっすり眠れと

正成とおせんの

夢でも見ようか・・