卵 玉子 たまご


その3 2/4
究極の卵かけごはん

 京都の「八百屋」の中山さんに究極の卵かけごはんを教えていただ

きました。お醤油は入れません。。。塩昆布と味付け海苔だけです。

しかしながら、塩昆布と味付け海苔で味が決まるのですから、これは

こだわってもらわんとあきません・・・まあ、好き好きですが・・・

熱々のごはんに塩昆布をのせて、卵を入れて、海苔をかけて混ぜるの

ですが・・・お醤油よりは味に深みが出ます。

中山さんは、卵は黄身がお箸でつまめなあきまへんで〜と仰ってまし

たが・・・いずれにしても一度いつもの塩昆布でやってみてください

 「八百屋」は八百屋ではありませ〜んが、お父さんが八百屋さんで

お野菜はもちろんの事、魚もお肉もお酒もこだわり100%で、しか

も気楽に食べさしてくれはるのが嬉しいお店でした。

あいにく、カメラを持たずに行ってしまいましたので、又近いうちに

御紹介しますので、お楽しみに!!!


お醤油なしですよ〜〜
その2 1/28
卵かけごはんの卵

美味しい卵って、なかなかお目にかかれませんねぇ。
ところで、「卵かけごはん」を食べる時、
ご飯に卵を割り入れて、混ぜ混ぜするタイプですか?
それとも、別の器に卵を溶いて、ご飯にかけるタイプですか?

「さろん」のちりとてちんさんより

 
 生卵の場合は別の器に割って、お醤油で味をつけてからご飯にかけ

ますが、白身も全部かけます。よく黄身だけをご飯にのせてお醤油を

タラ〜とかけてお上品に少しずつ混ぜながら食べる人がいますが、

あれはいけませんな〜やはり、白身が大事ですからねえ〜

黄身だけやと、めとめと〜としてますでしょう・・・

白身を入れると、ちゅるちゅるになるでしょう!それを炊きたての

ご飯にかけて混ぜると丁度良い加減になるんですよ〜

 カレーライスに入れる時も白身も入れます。ただし、熱々ね!

ぬるいカレーや、お皿が冷た〜〜いのは駄目です。ぺけ!

ウスターソースも忘れないようにね〜〜

 ご飯に直接のせるのは半熟卵。これをお箸でぐちゃぐちゃにくずし

て、そこにお醤油をかけて混ぜるのは好きです。半熟卵の方がおいし

いと思います。温泉卵やと、白身がぷるんぷるんしすぎてて・・・

 ボイルドエッグの頭をカットして、小さなスプーンでちょこちょこ

食べる楽しみというのもわかりますが・・・ご飯に混ぜる半熟卵は

家でしか食べられない究極の卵の1つでしょう!

 勇気のある人は関東煮屋さんで卵をご飯の上でぐちゃぐちゃに壊し

てそこにお出汁をかけてもらって食べてみてください。

 ちょっと嬉しい味ですよ〜

その1 1/27
卵
 
 大寒の日に生まれた卵を食べると、金運がつくと教えてもらって、

早速「コッコパークのたまごやさん」にお願いして送っていただきま

た。毎日1個以上食べてますので、今年は金運が最高だと思います!

 甘くて濃厚な卵なので、味はあまりつけない方が良いようです。

なんだか、ひよこちゃんのもとを食べてる!!!って感じでしたねえ

 鳥インフルエンザが流行っているので、大変なんでしょうが、元気

な鳥を育て続けていただきたい!!!と願っています。



卵牧場

 神奈川県の山に湧き水の豊富なところがあり、そこにニワトリを

自然飼育している「コッコパークランド」がありました。

そこらへんに産んでる卵を拾う事も出来ます。

まだ暖かい卵にさわると・・・「こんなん持って帰ってもええのか

なあ・・・」という気になります。

 左のが普通に赤玉・右上のがウコッケイ・下は緑色なんですが、

わかりますか?

 3個を食べてみました。

やはり、ウコッケイは、なんと言うか・・・香りが濃厚でした。

3個とも子供の頃に食べた卵の味がしてました。

 直売店に入ると、優しいお顔のお兄さんが、なんと!

「あ・・毎週見てます・・・金曜の更新が楽しみなんですよ!」

と、食日本寄行のファンだったのです。

 嬉しいじゃありませんか!!!

 
 卵は鉄のフライパンで焼くと、白身がカリッとして、黄身は半熟

のご機嫌な美味しさになります。

フライパンをよーく熱して、油をちょっと引いて卵を割ったら、火

を止めてほったらかしにしたら、いいのです。カンタンでしょ!

鉄のフライパンの小さいのをおすすめします。

これは、岩手で買ったものです。

卵も、クレープも、お好み焼きも、厚揚げも、豆腐も、蒟蒻も

もちろんお肉だって!本当に美味しく焼けるんですよ。

煮ぬきとゆで卵

 大阪では「にぬき」というと、ゆで卵の事ですが、何故そうなの

かということは考えたことがありませんでした。

 板前の友人に聞いても、ようわかれへんのです・・・

亡父は「にぬき言うたら、固ゆでに決まったあるがな」と言うてた

のがほんまかもしれません。言葉通りでなんの面白みもありません

が、つまり、煮抜くわけですから、当然固ゆででしょう。

「よう、煮抜いといてや」がやがて「煮抜きにしといてや」となり

固ゆで=煮抜き=ゆで卵全部を呼ぶようになったんですよ・・・

 大阪は何でも「炊く」と言うて「煮る」とは言いません。

「何々の炊いたん」というのです。「煮物」と言わず・・・

なのに、どうして茹でると言わずに「煮る」と呼んだのかは不思議

でしょう?

 まあ、物事が早うに伝わらんとあかんのが大阪ですから、「煮抜

き半熟でな」で全てが解らんとあきません。

こう言うと、白味がプルンプルンで、黄味の周り3mm位が固くて

真ん中にいくにつれて、トロトロになってる、あの半熟の卵が出て

こないと怒られます。

「プリーズ、ボイルドエッグ、エイトミニッツ」と、時間まで指定

あげても、カチコチに茹でてくる国もありますが、大阪は「ニヌキ

ハンジュク」と、実に簡単明瞭なんです。

 目玉焼きなんかもっと差がでますよ!

「プリーズ、フライドエッグ、サニーサイドダウンワンミニッツ」

が「目玉半熟」でええんですから!

これだけ長々と説明してあげてるのに、カチコチの卵が出てくる

とこは、スパゲティーもグチャグチャなもんです。徹底的に茹で時

間にルーズですから、朝のホテルでまともな卵がたべられないなら

そこで食事するのはやめた方が賢明です。

 「ゆでたまご」と言うのには、口を、例えていうなら「みどりの

まどぐち」って言うみたいに、さあ!言いましょう!と決心してか

ら言わなければいけないけれど、「にぬき」って楽ちんでしょう?

卵ですもの・・・楽に食べましょうよ!