屋台


ミンチの串かつ
 
 縁日で初めて食べた物の中に、串かつがあります。もちろん!

子供の頃です。それも、小学生の低学年でした・・・

値段は1本10円でした。これは何故鮮明に覚えているかといえば

当時コロッケが5円で買えたので、おやつによく買いました。

その倍もするので、一瞬「どうしょう・・・?」と迷ったのです

が、コロッケではない串にささったお肉という誘惑に勝てず、買

ってしまって食べました。コロモ・ころも・衣・・・肉は???

な・なんと!串に串刺しになってます。あまりにも小さくて、ま

っすぐに串にささらないので、縫うようにささってるんです・・

それは、ミンチにした肉の1本程に見えたのが今でも頭の中の映

像にちゃんと残ってるくらい、強烈・鮮烈な、小さい肉の一カケ

ラでした。その肉に、どうしたらあんな大きな衣がつけられるの

か?ともうもう不思議で不思議で・・・???

しかし、「台なしの豚カツ」というのがあった時代ですから、別

に不思議な出来事ではなかったんでしょうが、あの恐ろしいまで

の技術はプロジェクトX物です。

 天ぷらうどんの海老天が3cmから、20cmに化けるのより

凄い変身ぶりのこんな串かつは今の時代では食べられないと思い

ます・・・もしこんな串かつ屋台があればぜひとも縁日へ行きた

いもんです。

 子供の頃から、おじんガキだったのがばれてしまいました・・

じゃがいも屋台

 秋のロンドンの街角に大きなじゃが芋を焼いて売ってるんです

が、ちょっと日本では見られない位大きいものでした。つまり、

焼き芋なんですが、焼けるまでその辺でブーラブーラして待って

るのです。焼きあがると順番に好きな物をトッピングしてもらい

すが、何もつけないで塩だけで食べる人もいます。私はバターと

コーン、たまにはカリカリベーコンやフライドオニオンも良いで

すねえ・・・チーズもあった様に思います。次に行ったらひとと

おり食べてみる価値はありそうです。その匂いが・・・なんとも

そそられるのです・・・つい並んでしまってました。

 日本では何故サツマイモでするのでしょう?

私は日本でじゃが芋の屋台を見たことがありませんが・・・

あんなに美味しいのに何故ないのか不思議でなりません。

夏は売れにくいと思いますが、今からはランチに「おジャガよ」

というのも良いじゃありませんか?あれは野菜なんですから!

東京・大阪にないだけで、他の地域にはあるのでしょうか?

ヤタイ旅行

 ヤタイ旅行をしたいと思いますが、中々食べる機会が少なくて

見るだけで終わってしまいます。


 

 駅の階段を下りると、毎日縁日ですよ・・!

焼きバナナ・・香ばしい良い匂いがするんです。


 はい!リンゴ飴です。日本のよりずっと小さくて、梅かと思い

ました。味はほとんど一緒ですが、タイのほうがあっさりしてい

るように思います。


 合理的な立地条件です。

 
 ココナツ焼き・・・いくらでも食べられるあっさり味です

人形焼きのさくさくした感じだと思って下さい。

わらびもちは中華そば?

 わらびもちの売り声を最近聞きました?

もうもう絶句・唖然・呆然???

「わらびーもち・わらびーもちー」というメロディーがついてる

のですが、事もあろうか、それが中華そばの屋台を引く時に鳴ら

すチャルメラの音なんですよ!中華そばって熱いものでしょう?

わらびもちって冷やして食べる物でしょう?それが同じメロディ

ーなんて信じられないのですが、同じメロディーなんですねえ、

これが!しかも「早くしないと行っちゃうよ〜〜〜」て言うので

すよ。「勝手に行け!」と言いたくなります。

絶対に買おうとは思いません!!!

 子供の頃は鐘をならしてきてました。いかにも涼しげな

「カラーーン・カラーーン・・・」という音でした。冬のきび団子

は太鼓をととんとんとんと打って歩いてました。熱々の蒸篭のふた

を取ると、ふぁーっと豪快な湯気が上がって、見てるだけで温もっ

たような気がしました。落語の「七度狐」のお鍋のふたを取る時に

いつも思い出すのがこの湯気です。その中から蒸したてのきび団子

を出して、きな粉をつけてくれ、はふはふとしながら食べたもんで

す。反対にわらびもちは氷の入ったお水につけてあって、それを金

網のおたまですくって、さらし木綿の上にのせて、水気を取って、

やはり、きな粉をつけてくれました。きな粉をふるうだけふるって

から、やおら・・・「おまけやで」と言って別にちょっとかけてく

れるのが本当にうれしいもんでしたねえ・・・真っ白な晒し木綿が

綺麗で、涼やかに見えました。

 昔は日常のお菓子を買う時に一緒に情緒も買ってたのでしょう。

 音も何でも良いというわけではなかったので、出来るだけ涼しそ

うにとかあったかそうにとかの工夫もあったように感じます。

 拍子木がなると紙芝居・鐘はわらびもち・太鼓はきび団子と耳で

聞き分けられてたんです。確か、わらびもちのおっちゃんが、秋口

になると、きび団子屋さんになってはったと記憶してます。

同じ屋台でも何となく雰囲気を変えて、音も変えてはったのに、今

の人は、なーーーんの工夫もありません!そんな店のはきっと、

なんの工夫もないマニュアル通り食品でしょう。

 美味しいとはとても思えません!