秋分
9月23日〜10月7日


photo by masahisa makagawa

はくちょう座(デネブ)


第46候秋分初候
9月23日〜9月27日 準備中で 
2020 2021
9/23 9/23

 
コムラサキ アイタデ



雷声を収む【雷乃収声】

春分に活動を始めた雷がすっかり

鳴りを潜め、遠雷となる。

入道雲がみられなくなり

鱗雲が現れる。


秋分の日を中日として前後三日間を

合わせて七日間を秋彼岸・のちの彼岸です

彼岸は仏教国の中でも日本独自の行事

春には豊作を祈り、秋には実りに感謝する

自然信仰と先祖崇拝が結びついて

出来上がったものとされている


2022
9/23
アオツズラフジ


萩は秋を代表する花

秋の七種の筆頭

同じお餅でも

秋は「お萩」春は「牡丹餅」

季節感を大事にする日本の風習

 
生命をたたえ、慈しむ 春分

先祖を敬いしのぶ 秋分



青物 /ブドウ・シイタケ
魚介 /マガレイ
生物 /モズ・カケス
草花 /クズ・リンドウ





第47候秋分次候
9月28日〜10月2日
2020 2021
9/28 9/28
ヒガンバナ ジュズダマ

蟄虫戸を閉ざす【蟄虫坏戸】

虫たちが冬ごもりを始める

蝶の幼虫はさなぎになり冬の

寒さに備え、クワガタやてんとう虫

は成虫のまま木の根元に春まで

潜る。

 
天高く・・・鰯雲・鯖雲・鱗雲

この雲が出たら天候が荒れる前兆だとか

そんな時に鰯や鯖が大漁になるのだとか・・・




2022
9/28
シオン



秋分から冬至の前日までを秋という

今年は10月に入っても猛暑日だとか・・・・?



 
赤とんぼが山から下りてきて、収穫を終えた水田など

に産卵を始める。


青物 /柚子・里芋
魚介 /鯖
生物 /赤とんぼ
草花 /ヒガンバナ・ガーベラ





第48候秋分末候
10月3日〜10月7日
2020 2021
10/3 10/3
ミズヒキソウ シュウメイギク

水始めて涸る【水始涸】

 
乾燥した季節がやってくる

この時期は田んぼから水を抜き

刈り入れの準備を行う

そんな事からも乾きを感じられる

落とし水

稲が穂を垂れる頃、田んぼの水を流し出す

これを「落とし水」と呼ぶ

水は涸れても、風が吹くたびに

黄金色の穂波がいっせいに寄せてくる

そのたびに心は満ちていくようである


2022
10/3
クサギ


十三夜

旧暦九月十三日の夜には十三夜、のちの名月と呼び

日本独自の風習で、完全なものではなく

これから満ちていく十三夜の月を

愛でるのが日本人の感性だったのかもしれない


青物 /なつめ・生姜
魚介 /ハゼ
生物 /キツツキ
草花 /キンモクセイ・ヤマトリカブト・ゲンノショウコ