1−2 神社境内(回想)
病の父を看取って

食べるに困った

せんは泥棒を

当時中窪正成は

役人であった
身の上話で

おりんの幼馴染と

正成は知り・・・
潔くお縄にかかろう

とするせんに

一目惚れ・・・
盗んだ簪を、

返してやれ・・・と
厳しく、優しい

正成を

好きになるが・・
せんはこの後

自首をして、

正成はけじめを

つけて役人を辞め

百姓になり苦労

してせんを待つ

事になる